「美容成分、たくさんありすぎて何を選んだらいいかわからない…」
そんなお悩み、よく聞きます。
・とにかく肌にいい美容成分で、きれいな肌になりたい!
・どんな美容成分が肌にいいの?
肌にいい美容成分がわかれば、安心して使い続けられますよね。
私は10年間、化粧品メーカーで研究員として働いています。
たくさんの成分を扱ってきました。
その経験を活かして、肌に良い成分を紹介します!
乾燥、ハリ不足、毛穴の悩み、敏感肌…など、あなたの気になる症状に合わせて、ぴったりの成分が見つかるはずです。
それでは早速、みていきましょう!
「肌にいい」の定義とは?
肌にいい成分を選ぶ前に、まずは「肌にいい」とはどういう状態なのか、理解しておくことが大切です。肌にいい成分を知ることで、より効果的なスキンケアができるようになります。
理想の肌とは
健康的な肌には、以下のような特徴があります:
- うるおいがたっぷり
- キメが整っている
- ハリとツヤがある
- 肌のバリア機能が正常
- 肌本来の力が発揮できている
理想の肌は、メイクをしなくても美しい素肌!毎日のケアで、少しずつ肌の状態を整えていくことが大切です。
肌にいい成分の3つの条件
うるおってキメが整い、ハリ・ツヤがある。そんな肌を目指せたら素敵ですよね。
では、そんな理想の肌に導いてくれる「肌にいい成分の3条件」をチェック!
①マイナスを解消してくれる
肌悩みをケアしてくれる成分です。乾燥、シミ、シワ、毛穴の開きなど、気になる悩みを改善します。
②プラスに導いてくれる
さらに美しい肌へと導いてくれる成分です。たとえば、乾燥を防ぐだけでなくみずみずしい肌に、くすみケアだけでなく透明感のある肌へ。ワンランク上の肌に引き上げてくれる効果が期待できます。
③肌への負担が少ない
どんなに効果が期待できる成分でも、肌に負担をかけては本末転倒です。刺激が少なく、アレルギー反応を起こしにくいことが重要。安心して長く使える成分こそ、本当の意味で「肌にいい成分」と言えるのです。
③は、すべての成分にマストで求められる条件です。
①、②は、それぞれの成分がどちらかのタイプに分けられます。
参考:日本化粧品工業会
自分の肌悩み・なりたい肌を知ることが第一歩
「肌にいい成分」と聞くと、どんな肌にも効果的な万能成分があるように思えますよね。
でも実は、そんな魔法のような成分は存在しません。
大切なのは、まずあなた自身の肌について考えること。
- あなたのマイナス=肌悩みはなんですか?
- あなたのプラス=理想の肌はどのようなものですか?
自分の肌のをよく知ることで、たくさんある美容成分の中から、あなたの肌にぴったりの成分が見つかるはずです。
例えば、
- あなたのマイナス=肌悩み→オイリー、肌荒れしやすい、ニキビができやすい、赤み
- あなたのプラス=理想の肌→白くてツヤツヤ、なめらか、色むらがない
ただ「肌にいい」というだけじゃない、「あなたにとって良い成分」選びをしていきましょう。
肌悩み別┃肌にいいおすすめ成分
じゃあ、どうしたらいいの?
そんな方は、まず肌悩みが何なのか、確認しましょう。
- 乾燥しやすい
- テカリやすい
- 肌荒れしやすい
- 赤みが出やすい など…
自分の肌悩みが何なのか確認できたら、次の「肌悩みごとのおすすめ成分」をチェック!
なお、1つの成分でいくつかの効果がある場合もあります。この記事では、同じ成分が違う肌悩みのところで何度か登場します。
肌悩みに対して、成分がどのように効果を発揮するのか、という点に注目して解説していきますね。
複数の肌悩みがある場合、成分を組み合わせるのも良いです。
乾燥が気になる方へ
乾燥肌の改善には、「うるおいを与える」と「うるおいを守る」の2つのアプローチが大切です。まず内側からしっかりうるおいを与えること。そして、与えたうるおいを逃がさないようにしっかり守ること。この2つの働きを持つ成分を、賢く組み合わせていきましょう。
うるおいを与える成分
肌の内側からうるおいを与え、乾燥知らずの肌へと導く成分をご紹介します。
ヒアルロン酸
1gで6リットルもの水分を抱え込める、うるおいのスペシャリスト。年齢とともに減少する成分なので、外からケアすることで、みずみずしい肌に導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 1gで6リットルもの水分を抱え込める高保湿成分 |
効果 | 即効性の高い保湿、みずみずしさアップ |
相性の良い成分 | グリセリン、セラミド、アミノ酸 |
注意点 | 乾燥環境では逆に水分を奪われることも |
水溶性コラーゲン
肌のハリや弾力を支える大切なタンパク質。外からケアすることで、ふっくらとしたハリのある肌に導いてくれます。近年は低分子化が進み、肌なじみの良い成分として注目されています。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 保水性の高いタンパク質由来成分 |
効果 | うるおい補給、ハリ感アップ |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、セラミド |
注意点 | 分子が大きいため、浸透というより膜を作る |
セラミド
肌の角質層に存在する天然の保湿成分で、肌のバリア機能の要とも言える成分です。セラミドをしっかり補給することで、外部刺激から肌を守りながら、うるおいをキープする健やかな肌へと導きます。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 肌本来の保湿成分 |
効果 | バリア機能強化、うるおい保持 |
相性の良い成分 | スクワラン、グリセリン |
注意点 | 効果を実感するまで時間がかかる |
アミノ酸
肌の天然保湿因子(NMF)の主成分として知られ、肌本来の保湿力を高める働きがあります。種類も豊富で、それぞれ特徴が異なるため、複数のアミノ酸を組み合わせて配合されることが多い成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 肌の天然保湿因子の主成分 |
効果 | 肌のバリア機能強化、保湿力アップ |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、グリセリン |
注意点 | 種類が多いので成分表示要確認 |
尿素
肌の天然保湿因子の一つで、高い保水力を持つ成分です。適度な濃度で使用することで、肌をやわらかくしながら、うるおいを与えてくれます。かさつきが気になる肌におすすめの成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 高い保湿力と角質柔軟作用 |
効果 | 深い保湿、角質ケア |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、グリセリン |
注意点 | 濃度が高いと刺激になることも |
うるおいを守る
与えたうるおいを逃さず、キープする成分です。乾燥する季節などは、うるおいを与えるだけでは不十分。しっかりキープすることが大切です。
グリセリン
肌なじみがよく、べたつきにくい特徴を持つ保湿剤の定番です。他の美容成分との相性も良く、化粧品には欠かせない成分。古くから使われている安心感も魅力です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | べたつきの少ない保湿剤 |
効果 | うるおい保持、肌なじみの向上 |
相性の良い成分 | ほぼすべての成分と相性◎ |
注意点 | 乾燥環境では注意が必要 |
スクワラン
人の皮脂に近い構造を持つ油分で、肌になじみやすいのが特徴。べたつかずさらりとした使用感なので、オイリー肌の方でも使いやすい成分です。酸化に強く、安定性も高いのも魅力。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 人の皮脂に近い成分 |
効果 | うるおい保持、肌なじみ良好 |
相性の良い成分 | セラミド、油性成分全般 |
注意点 | 品質の差が大きいので商品選びが重要 |
ホホバ油
人の皮脂に最も近い構造を持つ植物油。さらっとした使用感とともに、しっかりとうるおいを守ってくれます。酸化に強く、長期保存しても品質が安定している特徴があります。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 人の皮脂に近い植物油 |
効果 | うるおい保持、肌を柔らかく |
相性の良い成分 | スクワラン、セラミド |
注意点 | 酸化しやすいので保管に注意 |
ハリ不足が気になる方へ
ハリ不足は、年齢とともに気になり始める肌の悩みの一つです。肌のハリは、コラーゲンやエラスチンなどの成分が支えています。これらの成分は年齢とともに減少していき、ほうれい線やフェイスライン、目元が気になりはじめます。
外からケアすることで、ふっくらとしたハリのある肌へと導くことができます。
ハリケアは早めの対策がカギ!私は30代前半から意識的にハリ系の美容液を取り入れています。継続することで、年齢以上のハリを保てていますよ♪
EGF(上皮細胞増殖因子)
1986年にノーベル賞を受賞した注目成分。肌の細胞に直接働きかけ、ターンオーバーを整えることで、ハリのある肌へと導いてくれます。近年、様々な化粧品に配合されるようになった実力派成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 肌の細胞に直接働きかける成長因子 |
効果 | ターンオーバーの促進、ハリ向上 |
相性の良い成分 | ペプチド、ヒアルロン酸、セラミド |
注意点 | 濃度が高すぎると肌が敏感になることも |
加水分解コラーゲン
通常のコラーゲンよりも分子量を小さくした成分で、肌になじみやすいのが特徴です。ハリ不足が気になる肌に、すばやくアプローチしてくれます。即効性と継続性を兼ね備えた優秀成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 低分子化された浸透性の高いコラーゲン |
効果 | 即効的なハリ感、うるおい補給 |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、EGF、ビタミンC |
注意点 | 製品により分子量が異なるので選び方が重要 |
加水分解エラスチン
肌の弾力を支えるエラスチンを、お手入れしやすい形に加工した成分です。コラーゲンと同様に年齢とともに減少するため、外からケアすることで弾力のある肌へと導きます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 弾力性を高める特殊なタンパク質 |
効果 | 肌の弾力改善、しなやかさアップ |
相性の良い成分 | コラーゲン、セラミド、ペプチド |
注意点 | 効果を実感するまで時間がかかる |
レチノール
ビタミンAの一種で、最も研究されている美容成分の一つです。肌のターンオーバーを整え、コラーゲンの生成をサポートすることで、ハリのある若々しい肌へと導きます。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | ビタミンA誘導体の代表格 |
効果 | ターンオーバー促進、コラーゲン生成サポート |
相性の良い成分 | セラミド、ペプチド、ヒアルロン酸 |
注意点 | 徐々に濃度を上げて使用するのがおすすめ |
ナイアシンアミド
ビタミンB3の一種で、多機能な美容成分として注目されています。肌のハリやキメを整えるだけでなく、くすみケアにも効果的で、様々な悩みにアプローチできる万能選手です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 水溶性の安定した美容成分 |
効果 | ハリ向上、キメ改善、透明感アップ |
相性の良い成分 | ビタミンC、ペプチド、セラミド |
注意点 | まれに敏感肌の方は刺激を感じることも |
プラセンタエキス
様々な美容成分を含む注目の成分です。ハリ、うるおい、キメなど、多面的なアプローチで肌をケアします。年齢とともに減少する成分を補うように働きかけます。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 美容成分の宝庫 |
効果 | 総合的な肌のコンディション改善 |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、ビタミン類、EGF |
注意点 | 原料の品質で効果に差が出やすい |
ペプチド
アミノ酸が数個つながった成分で、肌のコンディションを整えるのを助ける働きがあります。種類も多く、それぞれ特徴的な働きを持っているため、複数の種類を組み合わせることも効果的です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | アミノ酸が連なった構造を持つタンパク質の一種 |
効果 | 肌のコンディションを整える、ハリ向上 |
相性の良い成分 | EGF、ビタミンC、ヒアルロン酸 |
注意点 | 種類が多いため、目的に合わせた選択が必要 |
大豆イソフラボン
大豆から抽出される女性に嬉しい成分です。年齢とともに減少する女性らしい肌のハリやうるおいをサポートしてくれます。大豆由来なので、肌への負担が少なく、毎日のケアに取り入れやすい成分として注目されています。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 大豆由来の天然成分 |
効果 | ハリ・弾力のサポート、うるおい補給 |
相性の良い成分 | コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンE |
注意点 | 効果の個人差が大きい |
α-リポ酸
肌のハリ不足の大きな原因である酸化から肌を守ってくれる頼もしい成分です。年齢とともに減少する肌のハリを支える成分の働きをサポートし、ふっくらとしたハリのある肌へと導いてくれます。体内でも作られる成分なので肌になじみやすいのも特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | ハリ不足の原因となる酸化から肌を守る |
効果 | 抗酸化、肌代謝の促進 |
相性の良い成分 | ビタミンC、ビタミンE、CoQ10 |
注意点 | 光や熱で分解されやすい |
毛穴が気になる方へ
毛穴の悩みには、大きく分けて「開き」「黒ずみ」「詰まり」の3つがあります。これらの悩みに効果的にアプローチするには、毛穴を引き締める、余分な皮脂や古い角質をケアする、そして肌を健やかに保つ、という3つのアプローチが大切です。
毛穴ケアは、やりすぎは禁物!私もかつて熱心にケアしすぎて肌を傷めた経験があります。優しくコツコツ続けることが、結果的な近道なんです。
ナイアシンアミド
毛穴ケアの万能選手として知られる成分です。過剰な皮脂を整え、毛穴を引き締める働きがあります。さらに、肌のキメを整えたり、くすみケアもできる優秀な成分として注目されています。
項目 | 内容 |
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特徴 | 毛穴の開きも黒ずみもケアできる万能選手 |
効果 | 皮脂バランス調整、毛穴引き締め |
相性の良い成分 | ビタミンC誘導体、亜鉛PCA、βグルカン |
注意点 | まれに敏感肌の方は刺激を感じることも |
ビタミンC誘導体
肌を引き締め、キメを整えてくれる人気成分です。毛穴の開きが気になる方におすすめで、継続的な使用で毛穴の目立たない、なめらかな肌へと導いてくれます。種類も豊富で、肌質に合わせて選べるのも特徴です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 通常のビタミンCよりも安定性が高い |
効果 | 毛穴引き締め、キメを整える |
相性の良い成分 | ナイアシンアミド、AHA、BHA |
注意点 | 種類が多いので、自分に合うものを選ぶ |
サリチル酸(BHA)
毛穴の奥の余分な汚れや古い角質をオフする、毛穴ケアの定番成分です。油分に溶けやすい特徴があり、皮脂で詰まった毛穴にアプローチします。ニキビが気になる方にも人気の成分です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 柳の樹皮由来の油溶性角質ケア成分 |
効果 | 毛穴の詰まりケア、角質オフ |
相性の良い成分 | AHA、ナイアシンアミド、アロエベラ |
注意点 | 敏感肌の方は濃度に注意 |
AHA(α-ヒドロキシ酸)
古い角質を優しく取り除き、なめらかな肌に整えてくれる成分です。サリチル酸と違って水溶性なので、表面の古い角質にアプローチします。肌表面の凸凹も目立たなくなるのが特徴です。グリコール酸、乳酸、リンゴ酸などがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 水溶性の角質ケア成分 |
効果 | 表面の角質ケア、肌のざらつき改善 |
相性の良い成分 | BHA、βグルカン、アロエベラ |
注意点 | 日中の使用は避ける |
クレイ(カオリン、ベントナイト)
火山灰が長年の風化で生まれた天然ミネラル。微細な穴がたくさんあいており、その構造で汚れを吸着します。古代エジプトの美容法でも使われていました。洗い流すタイプの製品によく配合されています。
項目 | 内容 |
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特徴 | 天然の吸着成分 |
効果 | 毛穴の汚れ・皮脂を吸着 |
相性の良い成分 | アロエベラ、βグルカン、保湿成分 |
注意点 | 使いすぎると乾燥の原因に |
βグルカン
きのこから発見された免疫力アップ成分。後に肌のバリア機能を整える効果が判明し、今では毛穴ケアの定番に。保湿力の高さでも注目されています。
項目 | 内容 |
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特徴 | きのこ由来の免疫力アップ成分から派生 |
効果 | 肌を健やかに、バリア機能をサポート |
相性の良い成分 | AHA、BHA、ナイアシンアミド |
注意点 | 原料の品質で効果に差が出ることも |
アロエベラ
肌を健やかに保ちながら、うるおいを与えてくれる植物由来成分です。様々な美容成分との相性が良く、特に毛穴ケアでは、刺激が気になりやすい成分との併用に適しています。
項目 | 内容 |
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特徴 | 200種以上の有効成分を含む多機能植物 |
効果 | うるおい補給、肌を健やかに |
相性の良い成分 | AHA、BHA、クレイ |
注意点 | 製品により含有量に差がある |
くすみが気になる方へ
くすみには、「肌のくすみ」と「色素沈着」の2種類があります。それぞれの原因に合わせて成分を選ぶことで、より効果的なケアができます。透明感のある肌を目指すなら、複数のアプローチを組み合わせるのがおすすめです。
くすみケアは継続が大切!私も以前は即効性を求めて濃度の高い成分を使っていましたが、むしろ肌に負担をかけてしまいました。今は穏やかな成分を組み合わせて、じっくりケアしています。
ビタミンC誘導体
高い安定性を誇る日本発の美容成分です。1970年代に開発され、世界中で愛用されています。種類も豊富で、APPSは水溶性、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは油溶性と、特徴が異なります。
項目 | 内容 |
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特徴 | 日本で開発された安定型ビタミンC |
効果 | メラニンケア、透明感アップ、抗酸化 |
相性の良い成分 | ナイアシンアミド、ビタミンE、αリポ酸 |
注意点 | 種類によって特性が大きく異なる |
トラネキサム酸
もともと医療用の止血剤として開発された成分です。後に美容効果が発見され、今では透明感ケアの定番成分に。肌なじみが良く、他の成分との相性も抜群です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 医療現場から美容分野に転用された成分 |
効果 | メラニンケア、透明感アップ |
相性の良い成分 | ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド |
注意点 | 効果実感まで時間がかかる |
アルブチン
北米原産のコケモモから発見された天然の美白成分です。ハイドロキノンの配糖体として知られ、より肌に優しい形に改良されました。合成アルブチンは天然由来のものより安定性が高いのが特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | コケモモ由来の安定性の高い美白成分 |
効果 | メラニンケア、透明感アップ |
相性の良い成分 | ビタミンC、トラネキサム酸、セラミド |
注意点 | 光や熱で分解されやすい |
コウジ酸
日本の醸造文化から生まれた成分です。麹菌の培養過程で発見され、安全性の高さから世界中で使用されています。抗酸化作用も持ち合わせた優秀成分です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 発酵から生まれた日本発の美白成分 |
効果 | メラニンケア、抗酸化 |
相性の良い成分 | アルブチン、ビタミンC、αリポ酸 |
注意点 | まれに刺激を感じる場合も |
4MSK
最新の研究から生まれた新世代の美白成分です。ビタミンC誘導体との組み合わせで特に効果を発揮します。水溶性で肌なじみが良く、他の成分との相性も抜群です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 次世代型の水溶性美白成分 |
効果 | メラニンケア、透明感アップ |
相性の良い成分 | ビタミンC誘導体、トラネキサム酸 |
注意点 | 比較的新しい成分のため長期データ少なめ |
ナイアシンアミド
水溶性なのに皮脂コントロールもできる、ユニークな性質を持つビタミンB3です。透明感だけでなく、毛穴ケアや保湿効果も期待できる万能選手として注目されています。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 水溶性で多機能な美容ビタミン |
効果 | 透明感アップ、毛穴引き締め、保湿 |
相性の良い成分 | ビタミンC誘導体、亜鉛PCA、βグルカン |
注意点 | まれに敏感肌の方は刺激を感じることも |
トコフェロール
ビタミンEの一種で、強力な抗酸化作用を持つ成分です。特に油溶性のため、皮脂と混ざって肌を守る膜を形成します。酸化による肌の曇りを防ぐ働きも。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 脂溶性の強力な抗酸化ビタミン |
効果 | 抗酸化、保湿、バリア機能サポート |
相性の良い成分 | ビタミンC、セラミド、スクワラン |
注意点 | 酸化しやすいので密閉保管が必要 |
ルシノール
チョウセンニンジンから発見された植物由来成分です。メラニンケアと抗酸化の両方の働きを持ち、近年特に注目を集めています。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 植物由来の次世代美白成分 |
効果 | メラニンケア、抗酸化 |
相性の良い成分 | アルブチン、ビタミンC、トラネキサム酸 |
注意点 | 高価な成分のため配合量に注意 |
テカリ・べたつきが気になる方へ
テカリやべたつきは、皮脂バランスの乱れが主な原因です。でも、皮脂を抑えすぎると逆に肌が乾燥して、さらに皮脂が出やすくなってしまいます。大切なのは、優しく皮脂をコントロールしながら、肌をうるおった状態に保つこと。
皮脂を抑える成分を使うときは、保湿もセットで考えましょう。バランスが大切です。スキンケアは、朝は軽めのテクスチャー、夜は保湿重視がおすすめです。
ナイアシンアミド
肌の調子を整えるのに大活躍する成分です。テカリやべたつきを抑えるだけでなく、うるおいもキープしてくれるので、バランスの取れたケアができます。また、他の美容成分との相性も抜群です。
項目 | 内容 |
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特徴 | ビタミンB3から作られる成分で、肌なじみがとてもよく、いろいろな美容成分と相性がいい |
効果 | 皮脂分泌を整える、毛穴を引き締める、肌のバリア機能を高める |
相性 | ビタミンC誘導体以外のほとんどの成分と相性が良好 |
注意点 | まれに敏感な方もいるので、様子を見ながら使用する |
亜鉛PCA
皮脂を抑える効果が高く、ベタつく肌におすすめの成分です。肌の大切な水分は保ちながら、余分な皮脂だけを抑えてくれるので、さっぱりすべすべな肌に導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 亜鉛とピロリドンカルボン酸の複合成分で、肌の健康維持に重要な役割を果たす |
効果 | 皮脂分泌を抑える、抗菌作用、肌をすこやかに保つ |
相性 | 水溶性成分全般と相性が良い |
注意点 | 特に大きな副作用はないが、高濃度での使用は避ける |
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
皮脂と相性の良い油溶性タイプのビタミンC誘導体です。べたつく肌でも使いやすく、テカリを抑えながら、明るい肌へと導いてくれる優れものです。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 油溶性のビタミンC誘導体で、肌への浸透性が高い |
効果 | 皮脂を整える、透明感を出す、肌をなめらかに |
相性 | 油溶性成分と相性が良い |
注意点 | 日中使用する場合は必ず日焼け止めを使用する |
カンゾウ根エキス
日本でも昔から親しまれてきた植物由来の成分です。肌をすこやかに保ちながら、余分な皮脂を抑えてくれます。敏感な肌の方にも使いやすい穏やかな成分です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 古くから漢方でも使われてきた植物由来の成分 |
効果 | 皮脂バランスを整える、肌をなめらかに、肌をすこやかに保つ |
相性 | ほとんどの成分と相性が良い |
注意点 | 敏感肌の方は様子を見ながら使用する |
ハマメリスエキス
肌を引き締める効果が高い植物エキスです。テカリやべたつきが気になる部分に特に効果的で、さっぱりとした使い心地なのに、肌への負担が少ないのが特徴です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 北米原産の植物から抽出した成分で、収れん作用がある |
効果 | 皮脂を抑える、引き締める、肌を整える |
相性 | 植物由来成分と特に相性が良い |
注意点 | 乾燥肌の方は保湿とセットで使用する |
チャ葉エキス
お茶の葉から抽出した成分で、皮脂を抑える効果が期待できます。カテキンの力で余分な皮脂をケアしながら、肌を健やかに保ってくれます。スキンケアの定番成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | お茶の葉から抽出した成分で、カテキンを含む |
効果 | 皮脂を抑える、引き締める、抗酸化作用 |
相性 | 保湿成分と組み合わせると効果的 |
注意点 | 肌が敏感な時期は使用を控えめにする |
セージ葉エキス
ハーブの力で肌を整えてくれる成分です。べたつきを抑えながら、肌を清潔に保ってくれます。爽やかな使い心地で、脂性肌の方に特におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | ハーブの一種で、古くからスキンケアに使われてきた |
効果 | 皮脂分泌を整える、引き締める、肌を清潔に保つ |
相性 | 他の植物エキスと相性が良い |
注意点 | 香りが苦手な方もいるので確認が必要 |
ヨモギエキス
日本の伝統的なスキンケア成分として知られています。余分な皮脂を抑えながら、肌本来の健やかさを引き出してくれます。デリケートな肌にも優しい成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 日本でも昔から親しまれてきた植物成分 |
効果 | 皮脂バランスを整える、肌を整える、すこやかに保つ |
相性 | 和漢植物エキスと特に相性が良い |
注意点 | 肌の調子を見ながら使用量を調整する |
肌荒れ・肌の赤みが気になる方へ
デリケートな肌のケアには、優しく鎮める成分選びが大切です。肌荒れや赤みは、外からの刺激や肌のバリア機能の低下が原因になることが多いです。そんな時は、刺激を抑えながら、肌を健やかに保つ成分を味方につけましょう。
肌荒れや赤みが気になるときは、たくさんの成分を重ねるのは逆効果。シンプルに、優しい成分を選んでケアするのがポイントです。夜のスキンケアは特に優しくするのがおすすめ
グリチルリチン酸2K
カンゾウから抽出した成分で、肌を落ち着かせる効果が高いことで知られています。刺激を受けた肌を優しくケアしながら、すこやかな状態に整えてくれます。敏感な肌でも使いやすい成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | カンゾウ由来の成分で、肌への刺激が少なく、肌荒れを防ぐ働きがある |
効果 | 肌を落ち着かせる、赤みを和らげる、肌荒れを防ぐ |
相性の良い成分 | セラミド、ヒアルロン酸、パンテノール |
注意点 | まれに敏感な方もいるので、様子を見ながら使用する |
アラントイン
肌をやわらげる効果が高い成分です。デリケートな肌を優しくケアしながら、肌本来の健やかさを引き出してくれます。肌荒れを防ぎながら、うるおいも守ってくれる優れものです。
項目 | 内容 |
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特徴 | 肌なじみがよく、バリア機能をサポートしながら肌を整える |
効果 | 肌を落ち着かせる、うるおいを与える、肌荒れを防ぐ |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、セラミド、スクワラン |
注意点 | 特に大きな副作用はないが、肌の様子を見ながら使用する |
アロエベラ葉エキス
古くから肌ケアに使われてきた植物成分です。肌を冷やしながら落ち着かせる効果があり、日焼けした後のケアにも重宝されます。水分をたっぷり含む成分なので、うるおい補給もできます。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | 水分を多く含む植物由来成分で、即効性のある鎮静効果が特徴 |
効果 | 肌を冷やす、うるおいを与える、肌を落ち着かせる |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、グリセリン、カモミールエキス |
注意点 | まれにアレルギーの方もいるので、パッチテストをおすすめします |
CICA(ツボクサエキス)
韓国コスメで人気の成分で、肌を整える効果が注目されています。傷ついた肌を優しくケアしながら、健やかな状態へと導いてくれます。敏感肌の方にも使いやすい成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | ツボクサから抽出した成分で、肌を健やかに保つ効果が高い |
効果 | 肌を落ち着かせる、バリア機能を整える、すこやかな肌に導く |
相性の良い成分 | パンテノール、ナイアシンアミド、セラミド |
注意点 | 肌の調子を見ながら使用量を調整する |
カモミールエキス
穏やかな使い心地で、肌をやさしくケアする植物成分です。赤みが気になるときや、肌が敏感になっているときにおすすめ。リラックス効果のある香りも特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | カモミールの花から抽出した成分で、古くからスキンケアに使用されてきた |
効果 | 肌を落ち着かせる、赤みを和らげる、リラックス効果 |
相性の良い成分 | アロエベラ、アラントイン、ビサボロール |
注意点 | 花粉症の方は注意が必要 |
マデカッソシド
ツボクサ由来の成分で、肌を整える効果が高いことで知られています。デリケートな肌もやさしくケアしながら、すこやかな状態に導いてくれる注目成分です。
項目 | 内容 |
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特徴 | CICAの主要成分の一つで、肌を整える効果が特に優れている |
効果 | 肌を落ち着かせる、バリア機能を整える、肌荒れを防ぐ |
相性の良い成分 | ビタミンB5、セラミド、ペプチド |
注意点 | 稀に刺激を感じる方もいるので、少量から始める |
ビサボロール
カモミールから抽出される成分で、肌を落ち着かせる効果が高いと注目されています。デリケートな肌にも優しく、すこやかな状態へと導いてくれます。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | カモミール由来の有効成分で、肌への刺激が極めて少ない |
効果 | 肌を落ち着かせる、赤みを和らげる、バリア機能をサポート |
相性の良い成分 | パンテノール、アラントイン、カモミールエキス |
注意点 | 高濃度での使用は避ける |
パンテノール
肌のバリア機能を高める効果がある成分です。肌の土台作りをサポートしながら、やさしく保湿してくれます。敏感肌の方にも使いやすい、優しい成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | ビタミンB5の誘導体で、肌への浸透性が高く即効性がある |
効果 | バリア機能を高める、うるおいを与える、肌を落ち着かせる |
相性の良い成分 | セラミド、ヒアルロン酸、ナイアシンアミド |
注意点 | 肌の調子に合わせて使用量を調整する |
イチョウ葉エキス
伝統的なボタニカル成分で、肌を落ち着かせる効果があります。血行を促しながら、肌本来の健やかさを引き出してくれます。デリケートな肌にも使いやすい成分です。
項目 | 内容 |
---|---|
特徴 | イチョウの葉から抽出した成分で、抗酸化作用も期待できる |
効果 | 肌を落ち着かせる、血行を促す、肌を整える |
相性の良い成分 | ビタミンC、ビタミンE、緑茶エキス |
注意点 | 血行促進作用があるため、敏感な時期は使用量を控えめに |
シワが気になる方へ
年齢とともに気になってくるシワ。実は、適切なケアで予防したり、目立ちにくくしたりすることができます。大切なのは、肌の土台作りをしっかりと行い、うるおいとハリを保つこと。今回は、シワケアに効果的な成分をご紹介します。
シワは早めの対策が大切です。化粧品選びのポイントは、保湿力の高い成分とハリを与える成分の組み合わせ。朝晩の継続したケアで、年齢に負けない肌づくりを目指しましょう
レチノール
シワケアの王様と呼ばれる成分です。肌のターンオーバーを整えながら、コラーゲンの生成をサポート。ハリと弾力のある若々しい肌へと導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | ビタミンAの一種で、肌の奥深くまで届き、細胞レベルで働きかける |
効果 | ターンオーバーを整える、コラーゲン生成をサポート、キメを整える |
相性の良い成分 | セラミド、ヒアルロン酸、ペプチド |
注意点 | 日中の使用は避け、夜のケアで使用。徐々に濃度を上げていく |
レチニルパルミテート
レチノールの穏やかなタイプで、敏感な肌でも使いやすい成分です。肌のターンオーバーをやさしくサポートしながら、ハリのある肌へと導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | レチノールのエステル型誘導体で、刺激が少なく肌なじみが良い |
効果 | 肌のターンオーバーを整える、ハリを与える、キメを整える |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、セラミド、スクワラン |
注意点 | レチノールより穏やかですが、様子を見ながら使用する |
レチノイン酸
シワケアに高い効果を示す成分として知られています。肌の内側からハリと弾力を引き出し、若々しい印象の肌へと導きます。
項目 | 内容 |
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特徴 | レチノールが肌内で変化した成分で、即効性が高い |
効果 | コラーゲン生成を促す、シワを改善する、肌質を整える |
相性の良い成分 | セラミド、ペプチド、ヒアルロン酸 |
注意点 | 刺激が強いため、専門家に相談して使用する |
ナイアシンアミド
肌のバリア機能を高め、うるおいをキープしながらハリを与えてくれる優れもの。様々な美容効果が期待できる、人気の成分です。
項目 | 内容 |
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特徴 | ビタミンB3から作られる成分で、様々な美容効果を持つ |
効果 | ハリを与える、うるおいを保つ、バリア機能を高める |
相性の良い成分 | ペプチド、ヒアルロン酸、セラミド |
注意点 | 高濃度での使用は控えめにする |
ペプチド類
アミノ酸がつながってできた成分で、肌のハリや弾力をサポート。年齢とともに減少するコラーゲンの生成をうながしてくれます。アセチルペンタペプチド-8(マトリキシル)、パルミトイルテトラペプチド-7、パルミトイルトリペプチド-1、アセチルヘキサペプチド-8(アルジルレックス)、オリゴペプチド、コッパーペプチド、SH-オリゴペプチド-1などがあります。
項目 | 内容 |
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特徴 | アミノ酸の連なりで、肌の奥まで届きやすい特徴を持つ |
効果 | ハリを与える、弾力を高める、肌を引き締める |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、セラミド、ビタミンC |
注意点 | 種類によって効果が異なるため、目的に合わせて選ぶ |
成長因子
肌の細胞に直接働きかけ、肌の生まれ変わりをサポートする注目成分。ハリのある若々しい印象の肌へ導きます。EGF(上皮細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)、IGF(インスリン様成長因子)、TGF(トランスフォーミング増殖因子)などがあります。
項目 | 内容 |
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特徴 | 細胞の増殖や成長を促す、タンパク質の一種 |
効果 | 肌の再生を促す、ハリを与える、キメを整える |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド |
注意点 | 肌の状態を見ながら使用量を調整する |
ビタミンC誘導体
肌の内側からハリを引き出し、透明感のある肌へと導く成分。コラーゲンの生成をサポートしながら、肌を明るく保ちます。APPS(アスコルビルリン酸Na)、リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシドなどがあります。
項目 | 内容 |
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特徴 | 安定化されたビタミンCで、肌なじみが良く使いやすい |
効果 | コラーゲン生成を促す、透明感を出す、ハリを与える |
相性の良い成分 | ビタミンE、ヒアルロン酸、ペプチド |
注意点 | 朝晩使用可能だが、日中は日焼け止めを忘れずに |
低分子コラーゲン
肌になじみやすい小さなサイズのコラーゲン。すばやく浸透して、ハリと弾力のある肌へと導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 通常のコラーゲンより分子が小さく、肌への浸透性が高い |
効果 | うるおいを与える、ハリを出す、肌をふっくらさせる |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、セラミド、ペプチド |
注意点 | 保湿成分と組み合わせて使うとより効果的 |
アテロコラーゲン
肌との親和性が高く、深いうるおいとハリを与えてくれる成分。年齢とともに減少する肌のコラーゲンを補います。
項目 | 内容 |
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特徴 | 純度の高いコラーゲンで、肌との相性が特に良い |
効果 | 深いうるおいを与える、ハリを出す、弾力を高める |
相性の良い成分 | エラスチン、ヒアルロン酸、セラミド |
注意点 | 肌の状態に合わせて使用量を調整する |
プロテオグリカン
保水力が高く、肌のハリとうるおいを保つ働きがある注目成分。年齢による肌の衰えをケアします。
項目 | 内容 |
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特徴 | 軟骨などに含まれる成分で、水分保持力が非常に高い |
効果 | うるおいを与える、ハリを保つ、弾力を高める |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド |
注意点 | 継続的な使用がおすすめ |
プラセンタエキス
様々な美容成分を含む総合的なエイジングケア成分。肌を内側から元気づけ、ハリのある若々しい印象へ導きます。
項目 | 内容 |
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特徴 | アミノ酸やミネラルなど、様々な美容成分を含む |
効果 | 肌を活性化する、ハリを与える、うるおいを保つ |
相性の良い成分 | ビタミンC、ヒアルロン酸、コラーゲン |
注意点 | まれにアレルギーの方もいるので、パッチテストをおすすめ |
ざらつきが気になる方へ
肌のざらつきは、古い角質がたまっているサインかもしれません。でも、ゴシゴシこすったり、強いピーリングをしたりするのは逆効果。大切なのは、肌に優しく働きかけながら、本来のなめらかさを取り戻すことです。
角質ケア成分は「少しずつ」が重要です。最初は週1回から始めて、肌の様子を見ながら使用回数を増やしていきましょう。夜のお手入れがおすすめです
AHA(α-ヒドロキシ酸)
肌の上に残った古い角質を、やさしく取り除いてくれる成分です。グリコール酸や乳酸などが代表的。肌の生まれ変わりをサポートしながら、なめらかな肌へ導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 果物や乳製品由来の角質ケア成分で、水溶性で使いやすい |
効果 | 古い角質を除去、肌をなめらかに、キメを整える |
相性の良い成分 | セラミド、ヒアルロン酸、グリセリン |
注意点 | 濃度は低めから始め、徐々に肌を慣らしていく |
サリチル酸
毛穴の奥まで届いて、余分な角質や汚れをオフしてくれる成分です。ざらつきの原因にアプローチしながら、なめらかな肌に整えてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 油溶性の角質ケア成分で、毛穴の奥までケアできる |
効果 | 毛穴の角質除去、肌をなめらかに、キメを整える |
相性の良い成分 | ナイアシンアミド、パンテノール、アラントイン |
注意点 | 敏感な時期は使用を控え、様子を見ながら使う |
アゼライン酸
肌のターンオーバーをサポートしながら、なめらかな肌へと導く成分です。穏やかに働きかけるので、敏感な肌でも使いやすいのが特徴です。
項目 | 内容 |
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特徴 | 自然由来の角質ケア成分で、肌への刺激が少ない |
効果 | 肌をなめらかに、キメを整える、肌を健やかに保つ |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、セラミド、スクワラン |
注意点 | 肌の状態を見ながら使用頻度を調整する |
マンデル酸
アーモンドから作られる、やさしい角質ケア成分です。肌に負担をかけずに、なめらかで明るい肌へと導いてくれます。
項目 | 内容 |
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特徴 | アミノ酸由来の角質ケア成分で、刺激が穏やか |
効果 | 古い角質をオフ、肌をなめらかに、透明感を出す |
相性の良い成分 | アラントイン、グリセリン、セラミド |
注意点 | 日中の使用は避け、夜のケアで使用する |
フィチン酸
お米やお豆から作られる、優しい角質ケア成分です。肌本来の健やかさを引き出しながら、なめらかでツヤのある肌へと導きます。
項目 | 内容 |
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特徴 | 植物由来の角質ケア成分で、抗酸化作用も持つ |
効果 | 古い角質を除去、肌をなめらかに、くすみを防ぐ |
相性の良い成分 | ヒアルロン酸、ビタミンC、ビタミンE |
注意点 | 保湿ケアと組み合わせて使用する |
まとめ:肌にいい成分=自分に合った成分
きれいな肌を手にいれるためには、まずは自分の肌悩みを明確にして、それから自分に合った成分を選ぶことが重要です。
ここまで紹介してきた成分をまとめます。
乾燥が気になる方へ
- 内側からのうるおい
- ヒアルロン酸
- 水溶性コラーゲン
- セラミド
- アミノ酸
- 尿素
- うるおいを守る
- グリセリン
- スクワラン
- ホホバ油
ハリ不足が気になる方へ
- EGF(上皮細胞増殖因子)
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解エラスチン
- レチノール
- ナイアシンアミド
- プラセンタエキス
- ペプチド
- 大豆イソフラボン
- α-リポ酸
毛穴が気になる方へ
- ナイアシンアミド
- ビタミンC誘導体
- サリチル酸
- AHA(α-ヒドロキシ酸)
- リンゴ酸
- クレイ(カオリン、ベントナイト)
- βグルカン
- アロエベラ
くすみが気になる方へ
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- アルブチン
- コウジ酸
- 4MSK
- ナイアシンアミド
- トコフェロール
- ルシノール
テカリ・べたつきが気になる方へ
- ナイアシンアミド
- 亜鉛PCA
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
- カンゾウ根エキス
- ハマメリスエキス
- チャ葉エキス
- セージ葉エキス
- ヨモギエキス
肌荒れ・肌の赤みが気になる方へ
- グリチルリチン酸2K
- アラントイン
- アロエベラ葉エキス
- CICA(ツボクサエキス)
- カモミールエキス(カツミレ花エキス)
- マデカッソシド
- ビサボロール
- パンテノール
- イチョウ葉エキス
シワが気になる方へ
- レチノール
- レチニルパルミテート
- レチノイン酸
- ナイアシンアミド
- ペプチド類
- 成長因子
- ビタミンC誘導体
- 低分子コラーゲン
- アテロコラーゲン
- プロテオグリカン
- プラセンタエキス
ざらつきが気になる方へ
- AHA
- サリチル酸
- アゼライン酸
- マンデル酸
- フィチン酸
自分の肌に合った成分を、毎日のケアに取り入れることで、一歩ずつ理想の肌に近づけます。
ぜひお試しください!